HTML4.01からXHTMLへの移行のポイント。
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XHTML1.0の雛型のXML宣言の部分についての解説。
<?xml version="1.0" encoding="Shift_JIS"?>
XHTML文書の1行目にはXML宣言(XML declaration)を書きます。 XML文書はXML宣言で始めるべきとされています。 文字コードがUTF-8またはUTF-16の場合はXML宣言を省略することもできますが、今後増えていくと思われるXMLバージョンの区別をつけるために、書いておくよう推奨されています。
XML宣言にはversion属性は必須です。 XHTML1.0、XHTML1.1はXML1.0の応用なので、version属性は1.0になります。
XML1.1が勧告になっていますが、XML1.1の機能を使わなければXML1.0のXML文書を作成すべき、というようなことが書かれています。
(Extensible Markup Language (XML) 1.1 - 5.1 Validating and Non-Validating Processors)
UTF-8またはUTF-16の場合はencoding属性は省略可能です。 他の文字コードの場合にはencoding属性で文字コードを指定します。
XHTML1.0でHTMLとの互換を持たせる場合はMIMEタイプ(メディア型)がtext/htmlになります。 MIMEタイプがtext/htmlで、サーバでMIMEタイプを設定できない場合は、XML宣言のencoding属性とmeta要素の「<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=文字コード" />」を両方を書くよう推奨されています。
UTF-8またはUTF-16でも省略しないでいいと思います。
日本語の主な文字コードは「Shift_JIS」「UTF-8」「EUC-JP」「ISO-2022-JP」です。必要に応じて書き換えて下さい。 文字コードの大文字・小文字は区別されません。
XHTMLでは普通は外部DTDを参照することになるので、「standalone="no"」ということになります。
「no」の場合はstandalone属性は省略可能です。書くほうが厳密ですが、省略していいと思います。
(Extensible Markup Language (XML) 1.0 - 2.9 Standalone Document Declaration)
version属性、encoding属性、standalone属性を書く順番はこの順番で決まってます。
Internet Explorer6.0では、XML宣言を書くとレンダリングが互換モードになってしまうバグがありましたが、IE7でそのバグは修正されました。
リンクはご自由にどうぞ。
最終更新2007/2/25