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XHTML入門

HTML4.01からXHTMLへの移行のポイント。

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XHTMLのMIMEタイプ

MIMEタイプとは

MIMEタイプのMIMEは「Multipurpose Internet Mail Extension」の略。 MIMEタイプはMediaタイプと言われることもあります。

サーバとユーザーエージェント(ブラウザなど)でデータ送受信をする際の、拡張子とデータ種類の関連付けにもMIMEタイプが使われます。

拡張子とは、「aaa.txt」や「bbb.html」などのファイル名の末尾にある「.」以下の部分です。 拡張子はそのファイルが何であるかを示します。 「.txt」ならばテキスト文書、「.html」ならばHTML文書であることを示します。

例えば、サーバー管理者が、拡張子が「.html」のファイルはMIMEタイプ「text/html」として提供する、と設定したとします。
そうすると、閲覧者が「xxx.html」というページを見ようとした場合、つまりブラウザが「xxx.html」というファイルをサーバに要求した場合、サーバーはxxx.htmlのデータを「これはMIMEタイプがtext/htmlのデータです」と言いながら提供します。

MIMEタイプはサーバの「httpd.conf」というファイルや「.htaccess(ドットエイチティーアクセス)」というファイルで設定することができます。 MIMEタイプの設定方法については関連リンクをご参照下さい。

XHTMLのMIMEタイプについて

XHTMLのMIMEタイプは「application/xhtml+xml」とすべき(SHOULD)とされています

XHTML1.0だけは、HTMLとの互換性を持たせ、既存のブラウザにも対応させるために、「text/html」でもよい(MAY)とされています。

XHTML1.1では「text/html」は非推奨(SHOULD NOT)とされているので、MIMEタイプは「application/xhtml+xml」にすべきということになります。

ただ、「application/xhtml+xml」は、本稿執筆時点(2006年12月)で圧倒的なブラウザシェアのInternet Explorerが対応していません。IE7でも未対応です。 FirefoxやOperaは対応しています。

現時点では、IEに対応させようとするならば、文書型は「text/html」が許容されているXHTML1.0を採用し、MIMEタイプを「text/html」とせざるを得ない状況と言えます。

しかし、MIMEタイプが「text/html」の場合はHTML文書として扱われることになり、他のXML応用言語との連携などXMLとしての機能は使えません。 形式的にXHTMLなだけで、HTMLとほとんど変わりません。 一体何のためのXHTMLかということになります。

XHTML1.1で「text/html」にするのは禁止ではない(MUST NOTではない)ので、どうしてもruby(フリガナ)関連要素を使いたい場合など、XHTML1.1で「text/html」というのも一応できないことはないです。

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最終更新2007/2/25

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