HTML4.01からXHTMLへの移行のポイント。
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
XHTML1.1はXHTML1.0 Strictをベースに、XHTMLをモジュール化したものです。 (Modularization of XHTML)
XHTML1.0やHTML4.01で非推奨とされていた要素や属性は廃止されました。
モジュール(module)というのは、機能を標準化した基本単位、交換可能な構成要素、独立性の高い部品というような感じの意味です。 建築や機械生産、経営など幅広い分野で使われる用語です。
モジュール化というのは、複雑なものを全体で一つとして考えるのではなく、機能や役割ごとにモジュール(module)としてまとめて、全体をモジュール(module)の組み合わせとして考えること。
何がいいのかというと、モジュールを追加するとか、モジュールを交換するとか、一部のいくつかのモジュールを組み合わせて別のものを作るとか、一つのモジュール単独で何かするとか、そういうことに都合がよいのです。
XHTML1.1の仕様書を読むとすぐイメージがつかめると思いますが、XHTML1.0の各要素が機能ごとに構造モジュール(Structure Module)やテキストモジュール(Text Module)などとしてまとめられています。
XHTML 1.1 - Module-based XHTML - 3. The XHTML 1.1 Document Type
英語ですが、ここを見れば言わんとしていることの感じはすぐわかると思います。
これによって、自分で作ったモジュールを追加するとか、一部のモジュールだけを解釈するブラウザを開発するとか、そういうことがしやすくなったということです。
リンクはご自由にどうぞ。
最終更新2007/2/25